クラウドキャリアでは、マネージャー陣を中心に定期的な読書会を行い、ビジネスに活かせる学びを共有しています。
今回の課題図書は、細谷功 著『具体と抽象』。
物事を「具体」と「抽象」のレベルで行き来しながら考えることで、問題解決やコミュニケーションの精度を高める方法について学びました。
営業活動でもマネジメントでも、
細部ばかりに目を奪われると本質を見失うことがあります。
本書が教えてくれるのは、一度抽象化して「何が問題の本質か」を見極めること。
読書会では、
「応募が少ない」という課題を「なぜ応募が少ないのか?」と抽象化して捉えると、
媒体選定・ターゲット設定・原稿表現など複数の解決策に広がる、という意見が出ました。
一方で、抽象的な議論だけでは成果につながりません。
重要なのは、抽象から具体へ落とし込み、行動を設計することです。
例えば「顧客志向が大切」という抽象的な言葉を、
「毎週の定例で顧客の声を一つ必ず共有する」といった具体的な行動に変換すると、
チーム全体に浸透しやすくなります。
今回の読書会を通じて、
「抽象と具体のバランスを持った思考法」が、
営業・マネジメント双方に欠かせない力であることを実感しました。
クラウドキャリアでは、これからも読書会を通じて、
社員一人ひとりが思考の幅を広げ、成長し続けられる場をつくっていきます。