
クラウドキャリアでは、日々の業務だけでなく、メンバー同士で知識や考え方を共有する機会として、定期的に読書会を開催しています。
今回取り上げたのは、音部大輔さんの著書『君は戦略を立てることができるか――視点と考え方を実感する4時間』です。
「戦略」という言葉は、営業や経営、採用など、さまざまな場面で使われます。
一方で、いざ「戦略を立ててください」と言われると、
「具体的に何をすればいいのか?」
「計画を立てることと何が違うのか?」
と迷うこともあります。
今回の読書会では、そんな「戦略とは何なのか」を改めて考える時間になりました。
今回の読書会で特に印象に残ったのが、戦略は「やることを決める」だけではないということです。
目の前にある課題に対して、思いついた施策を次々と実行する。
もちろん行動することは大切ですが、それだけでは「戦略」とは言えません。
大切なのは、
といったことを考え、限られた時間や人、予算などの資源をどこに使うのかを決めること。
つまり、「何をするか」だけではなく、「何を選び、何を捨てるか」まで考えることが戦略につながるという点が、今回の読書会での大きな学びでした。
仕事をしていると、やるべきことはどんどん増えていきます。
新しい施策を考えたり、SNSを運用したり、求人を改善したり、営業活動をしたり……。
すべてを頑張ろうとすると、結果的にどれも中途半端になってしまうことがあります。
だからこそ、戦略を考えるうえでは、「何をやらないのか」を決めることも重要です。
限られたリソースをどこに集中させるのか。
「全部やる」ではなく、「ここに集中する」と決める。
この考え方は、採用支援の仕事にもそのまま当てはめることができます。
採用活動では、
など、さまざまな施策があります。
しかし、採用がうまくいかないからといって、単純に施策を増やせばよいとは限りません。
まず考えるべきなのは、「誰を採用したいのか」ということ。
そのうえで、
を考えていく必要があります。
「とりあえず求人を出す」「とりあえずスカウトを送る」のではなく、採用したい人材から逆算して、施策を選択する。
これも採用における「戦略」の一つだと考えられます。
今回の内容は、採用だけでなく営業にもつながる学びがありました。
営業では、「何を売るか」に意識が向きやすくなります。
しかし、本当に重要なのは、お客様が何を実現したいのかを考えること。
例えば、採用に困っている企業に対しても、単純に「求人広告を掲載しましょう」と提案するのではなく、
「なぜ採用できていないのか」
「どの人材を採用したいのか」
「現在の採用活動のどこに課題があるのか」
を整理する。
そのうえで、求人広告なのか、ダイレクトリクルーティングなのか、RPOなのか、採用ブランディングなのか。
課題に対して必要な手段を選択する。
こうした考え方は、クラウドキャリアが目指している採用コンサルティングにもつながっています。
今回の読書会でも、同じ本を読んでいても、参加するメンバーによって印象に残るポイントが違いました。
自分一人で読んでいると、「なるほど」と思って終わってしまうこともあります。
しかし、他のメンバーの意見を聞くことで、
「その視点はなかった」
「営業に置き換えると、こういうことか」
「採用支援なら、この考え方が使えそう」
と、新しい気づきが生まれます。
読書会は、本の内容を覚えるためだけの場ではありません。
学んだことを自分たちの仕事にどう置き換えるかを考える場として、クラウドキャリアでは大切にしています。
本を読んで知識を増やすだけでは、仕事の成果には直接つながりません。
大切なのは、そこで得た考え方を実際の仕事に落とし込むこと。
今回の『君は戦略を立てることができるか』を通じて、改めて「何をするか」ではなく、「何を選ぶのか」を考える重要性を学びました。
採用においても、企業ごとに抱えている課題は異なります。
だからこそ、決まった施策を当てはめるのではなく、企業の状況を整理し、採用したい人材を明確にし、その企業に合った方法を考える。
クラウドキャリアでは、こうした学びを日々の採用支援に活かしながら、企業の採用課題に向き合っています。
今回の読書会を通じて、戦略について改めて考える機会となりました。
目の前の仕事をただ頑張るだけではなく、
「どこに集中するのか」
「何をするのか」
「何をしないのか」
を考える。
そして、その選択を成果につなげていく。
採用支援でも営業でも、こうした戦略的な視点は欠かせません。
これからもクラウドキャリアでは、読書会などを通じてメンバー同士で学びを共有し、日々の仕事やお客様への提案に活かしていきます。
「戦略を立てる」とは、単に計画をつくることではない。
何に集中するのかを決めること。
今回の読書会は、そんなことを改めて考える4時間になりました。